病害虫対策で野菜を守る
2006.09.08(14:07)
野菜を守るための病害虫対策について解説しました。
病害虫を予防するためのポイント・栽培する野菜に適した蒔き時や栽培時期を守る。
・栽培する野菜に適したよい土を作る。
・水はけ、水もち、日当たり、風通しがよい場所に植える。
・敷きわら、マルチ等を使い雑草の発生、泥の跳ね返りを防ぐ。
・肥料は栽培する野菜に合った適正な量をバランスよく与える。
・防虫ネット、寒冷紗、シルバーフィルム等を使って予防する。
・病害虫が発生したときは、被害が広がる前に対処する。
・連作に向かない野菜を連作をしない。
よく見る害虫アブラムシ
茎、葉、つぼみ、花などに寄生して、汁液を吸います。
新しく伸びた茎や葉につきやすいです。
4〜6、9〜10月に多く発生するので、シルバーマルチ等で飛来を防止
する。
寄生した場合、生育が悪くなり、ウイルス病などを媒介したりしますので
早めに駆除しましょう。
ヨトウムシ
春から秋にかけて発生します。若芽、茎、葉などを食害します。
何でもよく食べる大食漢なので早めに駆除する必要があります。
かたまって産み付けられた卵がふ化し幼虫が分散する前に防除しましょう。
老齢幼虫が分散してしまった場合は、こまめに捕殺します。
昼間は土の中にいて夜に行動しだすので、昼間に探す時は土の中を割り箸
で探り見つけます。夜に探す時は葉や茎にいる幼虫を探し駆除します。
センチュウ類
根が腐ったり、根にコブができたりして、生育が悪くなります。
未熟な堆肥などから発生します。
土づくりがセンチュウ対策へとつながりますので、よい土を作りましょう。
アオムシ類、ケムシ類
特にアブラナ科の野菜を食害します。甚大な被害を受けることもある。
幼虫のうち(早めに)に見つけて駆除しましょう。
蝶が飛んでたら要注意です。(アゲハチョウ、モンシロチョウ)
アオムシの食害跡から軟腐病に感染することがある。
よく見る病気うどんこ病
春〜秋にかけて発生し、葉の表面がうどん粉をまいたように、白く
なります。葉が白いカビで覆われるので、光合成が妨げられ、枯れる
こともある。発生してしまったら、早めにに薬剤を散布します。
窒素質肥料を多く施すと発病しやすくなるので、肥料のバランスに注意!
軟腐病
株の傷口(害虫の食害痕、剪定後の切り口)から細菌が侵入し、地際部分
が黒く溶けるように腐敗します。特有の悪臭を放ちます。
発病すると薬剤では防ぐことができないので、株を抜きとって処分する
しかありません。芽かき等の作業は、乾燥した晴天時に行いましょう。
ウイルス病
葉にモザイク状の斑点が出て病気が進行すると、萎縮して枯れてしまう。
アブラムシやアザミウマが媒介して感染するので、これらの害虫を防除
することがとても大切です。
発病した場合には、すぐに株を抜きとります。有効な薬剤がない。
生理障害見た目は病気でも悪臭がなく、隣の株に感染していない場合、生理障害
の可能性があります。「生理障害」とは、養分や水分の過不足、温度や
日射などの環境の不適合が原因で、植物に生理的な悪影響が現れるこ
とをいいます。栽培している野菜に適した環境を作ることが大切です。
連作障害「連作」とは、同じ野菜を同じ場所で続けて栽培することをいいます。
連作すると、生育が極端に悪くなったり枯れたりする場合があります。
これを、「連作障害」といいます。連作障害を起こさないようにするには、
植える野菜の種類を変えることが大切です。
☆連作障害が出にくい野菜
ダイコン、カブ、カボチャ、ニンジン、サツマイモ、タマネギ、ネギ、
コマツナ、ニンニク、シュンギク、トウモロコシなど
☆連作障害が出やすい野菜
1年休む
キョウナ、カラシナ、ホウレンソウ、タアサイ、コカブ、エダマメ、
インゲンマメ、カリフラワーなど
2年休む
ジャガイモ、ショウガ、レタス、キュウリ、ハクサイ、キャベツ、
ニラなど
3〜4年休む
ゴボウ、セロリ、ナス、トマト、ピーマン、シロウリ、サトイモ、
ナガイモ、ソラマメ、ラッカセイ、メロンなど
5年以上休む
スイカ、エンドウ
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